生知にあり

100ミリシーベルトの放射線は大丈夫?

まずはじめに、1冊の本を紹介します。

【環境問題はなぜウソがまかり通るのか】 中部大学教授 武田邦彦著

(「BOOK」データベースより)錦の御旗と化した「地球にやさしい」環境活動が、往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、むしろ環境を悪化させている。官製リサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは?地球温暖化を防げない京都議定書―。アル・ゴア氏にとっての「不都合な真実」も次々に明らかになる。

随分前に、知り合いから紹介されて読んだ本です。

最初に読んだときは、書いてある内容が衝撃的すぎて信じられませんでした( ̄ー ̄;

仮に、地球温暖化で北極の氷が解けても、海面の水位は変わりません…え~( ̄□ ̄;)うそ~ってな具合です。だってアルキメデスの法則を中学の理科で習ったでしょ?…あ、そりゃそうだ。

でもでも、世界中のマスコミもこぞって、そんなこと言っているし、元米国副大統領のゴアさんだって、そう言っているし、ノーベル平和賞までもらったでしょ。ウソつきでも賞もらえるんだという衝撃もあり。

世界共通の常識が実はウソ!その反対のことが事実ですよ…と言われても、納得するまで3日くらいかかります。

以来、環境問題について、自分でも真実を調べるようになりました。

地球温暖化による海面上昇の問題、ここで細かいことを書くのはメンドクサイのでやめておいて、どうやら正しいということは自分の調査によっても正しいという答えを出しました。

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の批判本も読んでみても、その著者と直接討論するTV番組もあったけど、圧倒的に武田教授の勝ちです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

武田教授のいいところは、「私の理論であり、正しいかどうかの是非は問わない、それが科学の可能性だ」という哲学が根底にあるところです。

よく環境問題の話題にあがる割りばしの問題ですね。割りばしは間伐材です。使えば使うほど、林業がうるおい、結果、日本の森林資源が成長することになるんですね。でも、「割りばしいりません」と言ってみたり、マイはしを使うのがエコっていう認識が広まっていますね。

武田教授はこの習慣をダメとは言いません。「道徳的には非常によい行動ですが森林は育ちません」という言い方をします。批判はせずに事実のみを伝えようとします。

まま、内容はここまでにして、つまりは、世界の常識だとしても、気になったことは自分で納得するまで調べてみる。TVや新聞の情報も鵜呑みにしない、そのことを教えてもらいました。

そして、次は福島原発の話です。

実は武田教授、最近のニュースで急に有名になった原子力安全委員会の専門委員をやっていたそうです。

これまた、原発のことにめちゃくちゃ詳しい。

youtubeにアップされている武田教授の解説を見まくってみました。それ以来、TVや新聞の情報を信じなくなりました。SNSあたりでも同様に、いたずらに不安を煽っているだけです。

福島原発の今後のことが気になる人は、ぜひ、youtubeで調べてほしいです。沢山アップされています。そして自分の考えで今後のことを決めれば良いじゃないでしょうか。

とくに被爆に関しては、もともと広島出身であり、平和教育でかなりハイレベルな話を聞いてきたこと、そして自主勉強してきたで、自分なりの基準をもっています。

世界でもっとも信頼できる放射線影響研究所(広島市)で公開している資料も読んでいました。ちなみに、僕の通ったいた中学校の目と鼻の先です。

大雑把に言うなら、トータル100ミリシーベルの放射線を浴びのはちょっと危険、でも1ミリシーベル/hでがたがた言うな、です。逃げるまで99時間の猶予があります。ましてや、今問題にしているのは、0.01ミリシーベル/h程度の話です。

でも広島の原爆で推定1000ミリシーベルトの放射線を浴びた人がその後元気に50年ほど生きています。さっきの放射線影響研究所(広島市)は、疫学的に、100ミリシーベルの放射線を浴びた人がその後60年の生活のなかでガンになるという傾向は出ていないそうです。人体に影響を与えたという結果が残っているのは150ミリシーベル以上のようです。

そこで疫学モデルという分野があることも知り、興味を持ちました。

放射能物質の拡散と気象庁が発表する風向きとの関係性はピッタリ合っています。これは自分で調べてみるとわかります。

福島原発はチェルノブイリ原発のように爆発しません。

すごいぞニッポン!今日もありがと~♪

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