とある出張の日のことでした。
クライアントとの打ち合わせには、ちょっと早すぎた!ということで、時間をつぶそうとカフェを探していたら、フジコーポレーション というタイヤ&ホイールの専門店を発見。
スタッドレスタイヤの価格調査でもしようかと、ふらっと立ち寄ってみました。
しかし、店内に入ってみるとタイヤというより、ホイール専門店のようなでした。あてが外れた!と思いながらも、いつかはホイールも替えたいしな~と興味がわいてきました。
ま、まだ時間もあることだし。
店員さんが熱心に色々と教えてくれるので、こちらもあれこれ質問をしてみました。たとえば、ノーマルは17インチだけど、18インチにしたいときの適合サイズとか、ノーマルとの重さの比較とか。
結構おどろきだったのは、ノーマルのホイールに比べて、ホイールメーカーの商品は随分と重量が軽く造られていて、運動性能だけじゃなく、燃費まで良くなるとのこと。
てっきり、高級な軽量ホイールじゃないと、そう重量も変わらないと思ってました。
買ったわけじゃありません。よくある「とりあえず見積だけでもどうですか?!」という誘いに乗って、気に入ったホイールをRVRの脇に並べてみた、という図です。
なんと、服の試着と同じように、ちょうどタイヤの厚み分だけホイールを浮かせるような台が用意されているじゃありませんか!
そして、横からみるとこんな感じに見えるんです。ホント、感心しました。
写真のホイールは、エンケイ スポーツラインPF1 という商品です。バルブが2つあって、窒素ガス注入のときにタイヤ内部の空気を残らず抜き切ることができるそうです。
1インチアップすると印象が変わるもんです。しかも軽い!
すかさず店員さんがパチパチと値段をはじいていました。この店は多くの場合はタイヤとホイールのセット販売で、それぞれ単体で買うと、そんなに安くならないみたいです。
見積は、ホント納得の値段です。しかし、今買うわけにはいかない…。
構想としてはこうです。
①【冬】スタッドレスタイヤ購入→標準17インチホイールに履き替え
②【春】標準タイヤ→標準17インチホイールに履き替え
③【冬】スタッドレスタイヤ→標準17インチホイールに履き替え
…②、③を繰り返し標準タイヤがすり減ったころ
④【春~秋】新品18インチタイヤ&18インチホイールを購入
タイヤの寿命をググってみたら、距離でいうなら2~4万kmということのようです。小型なら5万kmとか、大型SUV系なら2万kmもたないとか、タイヤの種類や走り方によってもマチマチです。
ちなみに、スリップサインっていうのは、もう手遅れというくらいのサインです。
本来は6分山でもタイヤ本来の機能を果たしていません。学生のときは、8分山の中古タイヤしか買えなくて、それでいてガンガン走っていたもんで、8~7分山になったころのグリップの落ち方はよく知っています。
さらに、サーキットでラジコンをしていたので、タイヤの微妙な相性や摩耗具合の違いがよく分かります。タイヤでまったく違うクルマになるし、バッテリーの持ちも変わります。
となると、あと2年は大丈夫だな~。店員さん、すぐには買いません。ごめんなさい。でも買うときは、フジコーポレーション で買いますからね。
クルマで一番大事なパーツはタイヤだと思っています。絶対に妥協したり、手を抜いてはダメなものです。パワーアップパーツで改造しているクルマが安くて溝のないタイヤを履いていることほどカッコ悪いことはないし、安全のことを考えていないと思います。
では、今日も、クルマよ、ありがとう。