2日目は楽しみにしていた萩のまち巡りです。
朝8時から近くのレンタサイクル屋さんの受付がはじまるとのことで、朝一から行ってみました♪泊ったホテルの1Fにあります。
…が、ここで事件が!!
営業時間の8時15分になっても係の人が来ません!
なんか変だな~と思い、近くの商店の方に聞いてみると、いつもは時間ぴったりにオープンするそうなので、そのお店の方も心配していました。
電話してくださったようですが連絡つかず。仕方ないのでお隣の喫茶店で時間をつぶすことにしました。8時30分、45分…、まだレンタサイクル屋の人は来ません。
1Fの店舗の方々を巻き込んだ騒動になってきました。
レンタサイクル屋さんの隣にある観光案内所のおじちゃんに聞いたら市内にいくつかのレンタサイクルがあるそうです。
どうしようかな~と悩んでいるところに、「ね!あなた自転車借りたいの?」と喫茶店のおばちゃん。
だから待ってんじゃん!と思いましたが、そのおばちゃんがママチャリを貸してくれることになりました。
ラッキー♪
「はい、これね、ホントに”ママチャリ”だけど」と、そこにあったのは前後カゴ付き、ハンドル防風カバー付き、めちゃくちゃバリバリのママチャリでした(笑)
でもホントにありがたいっす。今日の萩は気温6℃くらいでしょうか、ハンドル防風カバーのおかげで快適なサイクリングができました。
地元の方の反応がこれまた面白かった。
平日の朝、どっかの兄ちゃんが、デジカメ片手に、超地元仕様のママチャリを乗って走ってる。信号待ちのクルマからの視線を痛いほど感じました(笑)
はい、これがお借りしたママチャリ。菊ヶ浜のサイクリングロードにて。
古くは阿武の松原として和歌にも詠まれた景勝地だそうです。元代表は倒れる直前にここに来て、今年の目標をパソコンで打っていたみたいです。
日本の夕陽百選にも選ばれているスポットです。北陸地方の本場の防風林とは違って、浜に木陰をつくる庭の松程度の、このまばらな感じが山陰地方の特徴的な風景です。
浜沿いのサイクリングロードが終わった先には萩城跡があって、大がかりな石垣の工事をしていました。当時の様子を再現するつもりでしょうか?
しかし、萩市はどこへ行っても工事だらけ。観光のまちとして力を入れてるんですね。
萩八景遊覧船なる船乗り場が見えてきました。比較的新しい船着き場のようです。
乗り場のおじちゃんたちは、まだ朝早いせいか暇そうでした。
ド~ン!この辺が観光名所になっている地区です。もっとも萩らしい街並みですね。
どこも立派な塀ですが、ほとんどは普通の民家なんです。
藩制だった時代にはこの辺り一帯が大名屋敷だったため、道の両側を高い土塀で囲み、さらに鍵手型の造りにすることで敵から侵入や攻撃に備えたそうです。
だから、塀の中には立派な邸宅を構えている家も少なくありません。
街全体がアミューズメントパークみたいです。
おそらく、住民の皆さんの意識も高くて、地元の方が道の掃除をしたり、土塀や石垣の細かい修繕工事をしている様子をよく見かけました。
特集④へ続く…。